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入浴は、心筋梗塞や脳溢血を起こす大きな原因のひとつでもあります。
まず原因は、浴室や脱衣所が寒いということです。
寒ければ全身の血管が収縮してしまいます。
そんな状況で浴槽に入ってしまい、さらに水圧で全身が圧迫されてしまって、一気に血圧が上がってしまいます。
そして、42℃以上のお湯の温度が高いお風呂に入ると、血液の粘性が高まります。
また、15分以上の長湯をしたり、大量に発汗したりしてしまうと、血液の水分が減って血液の粘性がさらに高まるため、血管が詰まって、心筋梗塞や脳溢血を引き起こしやすくなります。
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また、飲酒した後は、特に心筋梗塞や脳溢血のリスクが高くなります。
アルコールによって脱水症状になっているところに、さらに発汗して血液の水分を奪うのですから、血液が血管に詰まりやすくなるのは避けられません。

実際に、20代の若い方で、飲酒後に酔っ払って温泉に入ってしまって、脳溢血で倒れて、病院に運ばれたというケースを聞いたことがあります。
入浴でアルコールを抜こうなどとはしない方が懸命です。
また、温泉やスパや健康ランドなどに、せっかく来たのだから、少しでも多くはいらなければ損だという考え方も改めた方がご自身の身のためです。